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   《携帯3社オフィシャルサイト コラム》  

     ナパヴァレーの風に吹かれて♪  Summer in 2008

         プリミアムモバイル  大人のスタイリッシュサウンド内 大人のアラカルトより

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                  VOL 1  Music in Vinyard   ナパヴァレーの夏の楽しみ ♪  

       








こんにちは♪ St.Helena 1934です。

皆さん あつ~い夏いかがお過ごしでしょうか?

私は、ロサンジェルスからサンフランシスコまで通常6−7時間のドライブ距離を5日間かけてゆっくり北上、ワイナリー巡りの旅からナパヴァレーに戻ってきました。

サンタバーバラ、サンルイオビスポ、パソロブレス、モントレー、カーメルと今後ますます注目の的となる、カリフォルニア西海岸沿いの高級ワイン産地です。数年前に続いて2度目の旅♪ワイナリー経営のブテイックホテルや、海風を感じながら目覚めるB&Bでのステイ、カリフォルニア好きにとっては、たまらなく贅沢な夏の毎日に感謝の連続でした♪


さて、カリフォルニア最高級ワイン産地のナパヴァレーの華やかなワインリゾートの楽しみは、追ってご紹介するとして、今回はナパヴァレーで夏を過ごす私のお気に入りをいくつかご紹介します☆

日が長~い夏の1日。日が沈むのは、8時すぎ。日中は、まばゆいほどの太陽の光を浴びるも、吹く風はとても心地よく、日がくれると、星☆降る空に、いくつもの願いをかけたくなる美しい夜が続きます☆












早起きをして、バルーンライド(気球)&シャンパン・ブレックファースト。ワイン ・トレインでは、車窓からプレミアムワイナリーを眺めつつ豪華な車両でお食事とワイン三昧☆ 7月~8月最初の週末、このワイントレインでは、ワインメーカー(ワインの造り手)自らが心をこめて造ったワインについて語りながらワインファンとともにお食事を楽しむ特別メニューが組まれます。造り手の熱い想いを聞きながらのワインとお食事はおいしさも、楽しさもふくらみ、ますますそのワインの虜になってしまいます♪


そして サマータムだけの楽しみは、ミュージック イン ヴィンヤード (ぶどう畑でのコンサート)。多くのワイナリーが7~8月の週末に開催し、ローカルの人の夏の風物詩にもなってます♪  素晴らしいワイナリーのセラー(樽貯蔵庫)の中、サウンドエコーを楽しみながら。。パテイオやテラスの芝生の上で夜空の星を眺めながら。。クラッシックからPOPまで、もちろん多くの セレブリティー・ミュージシャンも登場!

夜はめっきり冷え込むため、毛布や厚手のジャケットは必須。夜空のもと、毛布にくるまりながら、ワイングラス片手に音楽とともに☆星降る夜☆に乾杯♪ 


先週末には、コッポラ監督ファミリー経営のワイナリー・ルビコンでのクラッシック・コンサートを楽しんできました。チケットの代わりに素敵なインヴィテーション•レターが自宅まで届くのも素敵でした。ロバート・モンダヴィ・ワイナリーで4週末連続開催されるサマーフェスティバルは、チャリティーイベントとしても大盛況♪

他にもワイナリークラブメンバーのためだけの特別コンサートもあり、こちらはよりエクスクルーシヴです♪


ここナパヴァレーのワインリゾートは、スローな時の流れをゆったりと楽しむ素敵な街です♪ サンフランシスコからほんの1時間あまりのドライブですが、駆け足ではなく、一度ゆっくりいらしてみてくださいね♪ 第2弾は、味覚の秋の到来!お豆腐とワインのちょっと面白いペアリングを 紹介します♪ Cheers♪



                                Vol 2.  いよいよ2008年の収穫スタート 


       
      
      


こんにちは♪「St.Helena 1934」です。

太陽の恵みと雲ひとつない青空のもと通常よりやや早めコツォ費は、8月12日頃からぶどうの収穫が始まりました。 

ここナパヴァレーの朝夕は、サンフランシスコ湾からの霧の影響もあり日本よりもずっと冷え込み、太陽が燦々と照る日中は、肌にジリジリ陽射しを感じるほどの気温差!! これが最高のぶどうがとれるこの地域の特徴なのです。

太陽の光が十分にぶどうを熟して果実実豊かなワインに仕上がり、夜間の低温がワインにしっかりとした酸味をもたらします。(最高においしい甘酸っぱいリンゴの酸っぱさもやはりこの低温の気候からくるそうなのです。)

ぶどう畑を自転車で駆け巡り、いくつかぶどうの粒を内緒でつまみぐいしちゃいます☆ 


朝の犬のお散歩の時間帯、 誰もしかる人は、いそうにないけれど一応周りの目を気にしたりして!

私でも収穫には、まだ少し早いのがわかる。う~ん やっぱりさすがワイン用のぶどう!!食用には、むかないのが納得出来ます。カリフォルニアでは、ワイン用のぶどうでも本当に甘くって美味しい。ただただ果実がとても小さく種が信じられないほど大きく皮もかなり厚いので、食べるところは、殆どないのです。でも果汁はタップリ!

一度これを体験すると、「なるほど~、赤ワインの渋みは、この種と皮から生まれるのだ!!」

とすぐにわかるので、ブドウ畑体験の中では、おすすめです。


殆どのアメリカのワインメーカーとブドウ栽培者は、果実だけでなく、この皮の渋みや糖度などを慎重に五感で感じ、また種の色が茶色くなってることなど確かめ、時には、糖度測定器を使いながら、自分達の理想とするワイン造りにふさわしいほどに、ぶどうが熟した段階で収穫をスタートするのです。

だから、特にプレミアムワイナリーは、このタイミングには、とてても敏感になります。 


カリフォルニアではこの時期、晴天に恵まれる事も多いので、ヨーロッパの様に寒さの心配などがないことは幸いです。十分に様子を見ながら、ぶどうを燦々と光り輝く太陽のもとしっかりと熟すことができ、 このためワインも果実実あふれる豊かなものに仕上がるのです。長年待たなくても美味しくいただけるプレミアムワインが多いのもこんなカリフォルニアならではなのです。


収穫間際になると、数時間に一度、1日に何度も畑にでてこの味見をする造り手もいるのです。

街中がなんともいえない活気に満ちあふれ、緊張感に包まれるこの時期。間もなくするとこの収穫したてのぶどうを積んだトラックの往来で、いつもはかわいく小粋なSt.Helenaのメインストリートがにぎわい始めるのが待ち遠しい。


これから、ぶどうの品種や栽培地別に熟し度の様子をみながら、約2ヶ月~こんな日々がはじまります。

どっぷりワインにはまってしまうか、それとも、この時期最高に気持ちのいいカリフォルニアの海岸線を北にドライブピクニックに出ようか思案中。。では、次回は趣向を変えてワインの起源について、小話をお伝えしますね☆   Cheers♪



VOL 3. 「ワインカントリー ナパヴァレー&ソノマ(カリフォルニア)って?












こんにちは♪「St.Helena 1934」です。

今回は、本コラムの題名にもなっているナパヴァレー周辺について、少しお伝えします♪

アメリカ、カリフォルニア最高級ワイン産地、ナパヴァレーは、サンフランシスコから約100キロ北。ゴールデンゲートブリッジをこえて約1時間30分のドライブで到着☆

南北わずか50km、最も広いところで東西8kmと細長い形状です。南北に走る2つの山脈の谷間です。国際的なワインの品評会でも今やフランスをしのぐ世界の偉大なワイン産地の一つとしても有名なナパヴァレーは、

その面積ではボルドー(フランス)の約8分の1。その年間生産量ではカリフォルニア全体のわずか4%。最高級ワインぶどうの栽培に適した特別限定栽培区です♪

http://visitcalifornia.jp/theme/winefood/napa


カベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラー(シラーズ)や、アメリカ固有の地ぶどう

(その起源は、クロアチアにありますが)と言われるジンファンデルという黒ぶどう品種。

シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランと呼ばれる白ぶどう品種の栽培に大変適しているといわれています。が、ここは、チャレンジ精神旺盛!!おまけに最先端のワイン栽培研究の盛んなアメリカ!! です。ドイツ、イタリア、フランス、クロアチアの移民文化の影響もあり、それぞれの国の様々な品種が栽培され、限定ものとしてリリースされます。ヴァレー内やベイエリア(サンフランシスコ近郊)のこだわりレストランのとっておきワインにもなります。


そして忘れてならないのは、”ホワイト・ジンファンデル” 特に女性に大人気のアメリカの代表的なほんのり甘口ロゼワイン♪梅酒感覚でワインデビューのお嬢さま~おばあちゃままで、気軽に楽しめる赤ぶどうを用いて仕上げるロゼです。色もサーモンピンクでとっても淡く、ハッピーカラー。”このワインで私のワイン人生が始まったのよ♪”と語る人の数知れず。。。日本でもそんな女性をハッピーにするワインをもっと、もっとご紹介したいと思ってます♪最近では、辛口ロゼワインが夏の風物詩にもなり、こちらは、造り手の遊び心満載のサマーオンリーの限定品♪ あっというまに完売御礼の数々です。


黄色いマスタードフラワー(菜の花のようにも見えます)がヴァレー一体に咲き乱れる春先。ぶどうの木が色付き始め黄金色に輝くぶどう畑の秋は絶景です。収穫際やハロウイーンを待ちかねる今日この頃です。

ナパの隣の郡がソノマ。 こちらは、海岸沿いに広がるブドウ栽培地域も多く、ナパより冷涼な気候がぶどう栽培や、醸造にも大きな影響を与えます。ナパ同様 最高級ワイン産地として注目を浴びている地域です。

ナパに滞在する事が多い私ですが、ソノマ産のワインや街並は、私の大のお気に入りです。


アメリカでは、ナパを「大人のデイズニーランド」と呼ぶほどエンターテイメントや華やかさが取り出たされる一方、ソノマは、より落ち着き、牧歌的な景色が広がり、自然体で時を過ごすことができる地域でもあります。

http://visitcalifornia.jp/theme/winefood/sonoma


アメリカ西海岸の高級ワイン産地は、南は、ロサンジェルス近郊の海沿いから北はイチロー選手でおなじみのシアトルマリナーズの本拠地ワシントン州そして、カナダまでの一帯と驚くほどに広いのです。ワイン産地を巡るアメリカ横断の旅も面白いはずです♪ 


次回は、ナパヴァレーの「大人のデイズニーランド」と呼ばれている華やかな一面をお伝えしたいと思います☆

Cheers♪

                      



                                 Vol 4. 大人のディズニーランド ナパヴァレー









 






こんにちは♪「St.Helena 1934」です。今年のカリフォルニアワイン産地の収穫は、例年よりも早く、収穫もほぼ終了。さてさて2008年のワインは、どんなふうに仕上がるでしょう。

今回は、日本ではまだまだ知られざるナパの華やかな世界をお伝えしたいと思います☆ 


ここワイン産地ナパヴァレーに漂う、桁違いのセレヴ感には、圧倒されます♪あまりの華やかさとそのワイン・グルメな大人の遊び場のためか、ナパヴァレーは、「大人のデイズニーランド」とも呼ばれてます♪

とても贅沢で優雅なひと時を過ごせる、数々の立派な歴史建築物、ワイナリー、間もなくオープンのリッツカールトンをはじめとする高級スパ&リゾート、世界中のグルメをうならすレストラン等です。ワイン・トレインから

バルーンライド(気球)まで、今やアメリカの最高級リゾート地と呼ばれるのもなるほど☆


アートミュージアムや最高級リゾートのサロンにも劣らぬ、ワイン畑を見渡すバルコニーで風を感じながらワインを楽しむ。週末のナパヴァレーやソノマでは、大型リムジンをワイナリーに乗り付ける人々の姿も良く見かけます。

でも みなさんの装いは、ちょっとしゃれたジーンズ姿であるなどいたってカジュアル♪


ナパヴァレーのワイナリーは、ほんの数カ所を除いては、予約なしでもテイスティングが可能なんです。「Welcome to XOXOXO ワイナリー!」と笑顔で歓迎してくれます。

ご自慢の数々のワインを5ドル~25ドルと様々なコースで楽しませてくれます。

「Trip to Italy」 などイタリア原産のぶどう品種だけを使ったワインのコースなどを 用意しているところもあります♪

最近建築された新しいワイナリーでは、*ツアー以外にも醸造行程をガラス越しにゆっくりワインを楽しめるようなワイナリーも増えつつあります。

* ツアー 30分~2時間 醸造所のワイン造りの行程や施設の案内ぶどう畑を見て回る、チョコレート、チーズ、フード&ワインペアリング(マリアージュ)歴史を感じるものから、楽しく、いろんな料理との組み合わせを学ぶものまで、いろいろです。













一昔前は、馬、ヨット、高級車、牧場を持つ事、アイスホッケーや野球チームのオーナーになることが喜びの一つであったはず。それらを全て手に入れたワイン好きにとっての次なる想いは、やはりワイナリーオーナーに。。。今や世界中の成功者と富の象徴になりました。太陽が燦々と輝き、緑あふれる自然と青空のもとで楽しむワインに

全てから解放され、時のたつのも忘れてしまう。そんな大人があふれる、豊かなワイナリーリゾート・ナパヴァレーです。

桁違いの富裕層がぶどう畑や湖、ところによっては、太平洋を見渡す山間に密かに豪邸を構える素敵な地域でもあります。 Cheers♪


VOL5.ワインの起源!











街がすっかり秋色に染まり、ワインがとても美味しく感じる季節いかがお過ごしでしょうか?


今回のテーマ!ワインの起源? 皆さんこれはどこの国だとお思いでしょう?

ワインの歴史は極めて古く紀元前3000年には古代エジプトでワイン造りの様子が描かれた壁画が発見されています。

そして、ヨーロッパにワインが伝えられたのは、地中海貿易が始まった紀元前10世紀頃で、まずギリシア、

ドイツ。 そして120年頃にはローマ帝国の発展に伴いヨーロッパ全土へ普及していきました。フランスの中で一番始めにワインが伝わったのは、南フランスの港町マルセイユといわれてます。

17~18世紀にはヨーロッパ各国が植民地でのぶどう栽培を始め、アメリカ、オーストラリア、南アフリカなどへも伝わりました。カリフォルニアでは南から北にかけての巡業の途に宣教師がミサ用のお酒としてワインを広めていきました。そしてワインの神は、バッカス。様々な神話も存在します。


諸説いろいろある中、最近脚光を浴びている品種シラーの起源は、ペルシャ(イラン)にあるという説もあるのです。

このシラーは、南フランスのローヌ地方、オーストラリアを代表するぶどう品種ですが、あるペルシャの街「Shiraz」が原産地である可能性もあるとのこと。そんな学びを与えてくれたのが、ナパヴァレーのワイナリー「ダリウッシュ」オーナーは、ペルシャからのアメリカ移民。そのエントランスはまるでパルテノン神殿のよう。さすが若かりし頃、建築家を目指したと言われるオーナーのセンスは、素晴しく、いつ訪れても季節感が素晴しく表現され、まるでそこは、素敵なアートミュージアムです。

オーナーの生まれ故郷には、この様な素晴しい遺跡があったそうでです。

ダリウオッシュのテイスティングカウンターやサロンでサーヴィスされるお水は、近年話題のVOSS( 軟水)、パンやクラッカーの変わりには、ペルシャの名産ピスタチオがふるまわれます♪












「ダリウッシュ」のシラーズは、とてもまろやかでやわらかく、香り豊かで上品。私が今迄いただいたシラーズの中で一番のお気に入りです。


ワインにまつわる神話や諸説は、その地方と歴史により様々な説があります。ワインの造り方仕上げ方に関してもまさにそうです☆現在のところ、日本へのワイン情報は、スクールを含め多くがフランスからの情報発信に頼っている部分があるのですが、所変われば、いろんな説があります。(ワインの国際的文献の多くは、イギリスや英語で発刊されてるものが圧倒的に多いのです)


自分の感性に響く、楽しみ方や知的好奇心を満たす情報に、制限を設けず、世界中のワインやその背景に目を向けてみると、自分らしいワインの楽しみ方は、果てしなくあると思います☆私にとってのワインの魅力♪ ワインの味や銘柄を語る以上に好奇心をかきたてられる自然の恵みと様々な歴史、そしてワインを愛する人達との出会いでしょうか。。


いつまでもそんな出会いと楽しい乾杯に恵まれるワインのある暮らしでありますように。。私にとっても、みなさんにとっても。。 Cheers♪


次回は、白ぶどうの王様?! はたまた女王様?! シャルドネ品種についてのとっておきのお話です。お楽しみに♪



VOL 6.  意外と知られていないシャルドネのお話










美味な食材、楽しいワインイベントがあふれる時期ですね♪「St.Helena 1934」です。


今回は、白ぶどう品種「シャルドネ」の意外と知られていないお話をお伝えします♪

実は、この世界の人気品種 シャルドネ!意外な事に・・・・他の品種と比べるとぶどう本来の味や風味は、

淡白で香りも控えめ、特徴が際立つわけではないのです。収穫まであと1週間~10日かな?と思う頃、充分に熟した異なる品種のぶどうをつまみ食いしてみると、またまた納得!確かに他の白ぶどう品種(ソーヴィニヨンブラン等)の方が香りも味わいもグン!と豊かです。シャルドネは、ワインの造り手の思いや、そのメゾンやハウス、ワイナリーのスタイルにもとづき、様々なワインに仕上がるのです。樽の使い方もワインのスタイルを決める大切なポイント☆


・樽で熟成をかけ風味を豊かにしたり、

・乳酸発酵*(2次発酵といわれるマロラクテイック発酵)の度合いによりワインがよりまろやか、

 クリーミー、バターの風味が豊かになります。 

(*発酵の過程ですっぱいリンゴ酸がまろやかな乳酸菌に変わるためこのような口当たりや味の変化が生まれ

 ます)

・使用する樽のトースト具合でワインが持つ、たる風味やトーステイーなアロマが異なります。

・樽の使用を控えめにするとぶどうの本来の特徴が生かされたワインの仕上がりになる等。。。 

 そのスタイルは、様々です。フランス シャブリ地方のシャルドネは、樽の風味が少ないのも特徴です。










ワインメーカー(ニューワールドでは、このように呼ぶ事が多いです)や造り手は、シャルドネを手にすると、どんなスタイルに仕上げようかな~?と他のぶどう品種よりも、思いを巡らせ、ワイン造りの楽しみが広がるそうです。お魚料理で例えると、淡白な白身魚だと、そのソースやスパイスの効かし方に工夫を加え、お魚自体に豊かな風合いがあるときには、その本来の味を生かした味付けに工夫をするのと同じなのでしょう。


シャルドネと言えば、樽の香りを楽しむワインも多い中、最近のカリフォルニアのトレンドは、以前の様に樽のしっかりきいて、バター風味の強くパワフルなスタイルのものより、やや軽めで果実の本来の味を楽しめる飲みやすいスタイルが増えつつあります。

オーストラリアや一部のアメリカワインでは、naked ( unoaked) 「裸で強い樽風味に 覆われてるものでは、ないですよ!」と言う意味合いのフレーズを記載している遊び心満載のエチケット(ラベル)を目にします♪

ちなみに、私の最近のお気に入り白ぶどうの品種は、日本での人気上昇中!オーストリア(EC)のグリューナーです。ほのかな甘さ&すっきり感が楽しめるのが特徴でお料理の相性もピッタリ。出会った時には、是非お試しを。

秋もたけなわ☆ほのかな樽の風味やまろやかさを感じながら、ゆったり、まったりシャルドネを楽しめる、とっておきの季節かもしれませんね♪ Cheers♪


 次回 世界最高峰のワイン産地 ナパヴァレーでの「地球に優しいワイン造り」の最新情報をお届けします♪


VOL 7. 地球に優しいワイン造り











Happy Thanksgiving ♪ 11月の第4木曜日

アメリカの祝日☆感謝祭(Thanks Giving day)☆ その年の収穫や自然の恵みに感謝し祝う、心温まる素敵なお食事&乾杯のために、親族や友人が集まるとっておきの祝日です♪


2008年環境元年とも言われた今年は、ナパヴァレーでも「地球に優しいサステイナブル(持続可能)なワイン造り」の数々のプログラムが正式に認定制度になり、話題を呼びました♪現在ワイナリーを申請認可中のようです。2009年産以降のワインのエチケット(ラベル)には、特別認定マークもお目見えしそうです☆


ワインカントリーでの地球に優しい取り組みのいくつかをご紹介。


◎ナパヴァレー•グリーン•プログラム

•太陽熱(ソーラーパネル)の設置利用

•農作業車の燃料をバイオ燃料に変換。

•殺虫剤使用に変わり、フクロウ、わし、鷹などを自然に放して害虫を退治さす。

•カバークロッブを植えて(下草 日本の場合レンゲ等)土を肥やす⇨化学肥料の削減。

•ナパヴァレー全域の地下層にある温泉源を再利用しエネルギーに変換。ETC


◎フィッシュ•フレンドリー

•ワイナリーでの使用排水のリサイクル化、土壌浸食防止の取り組みなどで、

ナパ側の水質汚染を防ぎ、生息動物を守る。


◎オーガニックワイナリー

更に、私のワインの☆楽しみの原点☆となるワイナリーをご紹介!おしゃれ&さりげにエコ! ワイン通訳デビューの際にお世話になった、フロッグスリープ(カエルのジャンプでお馴染みのラベル)のオーナージョン・ウイリアム氏は、長年の夢とフィロソフィーを形にしたエコロジカルな素晴しいテースティングルームをオープン♪

センス抜群のデザイン&快適さ、エコとビジネスの両立を提唱し、見事ワイナリーとしてアメリカで「グリーンビルディング」初のシルバーメダル受賞♪(写真)


ワイナリーの全施設の電気は、ソーラーパネルで自家発電。パネルの設置場所は、超高価で入手不可能な最良のぶどう畑の一角。世界で最も高価な電気かもね♪などと笑って見せるところが憎い☆ 使用木材は、もちろんのこと防音、防寒材は、ブルージーンズ、古着などを再利用。ナパヴァレーで最初にオーガニックワイナリーとして認定を受けたワイナリーです♪


                                                           



    

☆世界中で最もハッピーな乾杯があふれる季節にSt.Helena 1934プロデュース☆ 

2008~2009  のホリデイシーズンの乾杯は、ナパヴァレーのワインでいかがでしょうか?

ハッピースパイラルが日本中に広がります様に!と思いをこめて、ベルメゾン様との期間限定コラボレーション(スペシャル価格のワイン&グラスセット)☆ ナヴィゲーターとして登場してます。是非お試し下さいね♪ 

もちろんこちらのワイナリー・ベリンジャーも、サステイナブル農法ワイナリーの代表格です。


  ☆ Happy Holiday Season♪ ☆  Cheers ♪